観光案内
世界遺産の熊野を散策
世界遺産「熊野古道」
熊野古道は、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道の総称。田辺から熊野本宮に向かう中辺路(なかへち)、田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう大辺路(おおへち)、高野山から熊野本宮へ向かう小辺路(こへち)が、「熊野参詣道」として世界遺産に登録されています。
最も多くの参詣者が歩いたとされる熊野参詣道・中辺路。その難行苦行の道のりを終え、最初にたどり着くのが熊野本宮大社です。
世界遺産・熊野古道をきままに散歩
いにしえの人の想いを一歩一歩踏みしめて苔むした古道をたどって行く時、
今も変わらぬ願いがよみがえってくる…そんなロマンの道・熊野古道をあなたも訪ねてみませんか。
自然に抱かれた聖地「熊野詣」
平安期には、貴族や上皇など身分の高い人々のものだった熊野詣は、浄土信仰の広がりに伴い、中世期以降には「蟻の熊野詣」と言われるほど、庶民や病人にいたる多くの人々が行列を作り、魚、肉、葱、韮などを絶つ潔斎をしながら、長く険しい祈りへの道を歩いた。
はるか千年続く、熊野詣の願い
全国の「熊野神社」の総本宮にあたる熊野三山
古式ゆかしい雰囲気を漂わせる聖地熊野本宮大社